勉強や部活で忙しい高専生でも「アルバイトをしたい!」と思っている人は多いはず。
- ゲームが欲しい
- 旅行に行きたい
- おいしいものを食べたい
バイトで稼いだお金で好きなものを買ったり、遊びたいと思うのは当然のこと。
私は高専2年生の時に部活(野球部)を辞めて、コンビニのアルバイトを卒業するまで続けました。
また4年生の頃には塾講師のアルバイトも掛け持ちするなど、まさにアルバイトに費やした学生時代。
就活では担任の先生から「アルバイトの話はあまりウケがよくない」と指導されましたが、特に話せるようなガクチカもなく、実際の面接では9割以上がアルバイトの話になりました。
しかしそんな私でも、ちゃんと大手企業から内定をいただくことができました。
「アルバイト経験は就活でも役に立つ」と身をもって実感しました。
この記事では私がオススメする就活にも役立つアルバイトを5つを紹介します。

「早くいいところで就職したい!」という思いから、猛勉強して高専機械工学科に入学。
機械工学科を選んだのは、単純に人気が高かったのと親父の仕事が機械系だったから。
2013年に高専を卒業してからは、憧れだった大手製造メーカーに就職。
「高専卒でも大卒に勝てる!」をモットーに社会人になっても猛勉強してたくさんの資格を取りました。
4度の昇格試験を乗り越え、今では大卒と同じ出世のレールに。
27歳で結婚して29歳でマイホーム建築と毎日が充実した人生を送っています。
アルバイトするには申請が必要です

まずはじめに高専生がアルバイトするには、学校へ申請しなければなりません。
アルバイトは学業がおろそかになり生活が乱れるから、ほとんどの高専がアルバイトを原則禁止にしています。(3年生まで)
私の高専でも申請が必要でした。
ただ規則もゆるいので普通に申請すれば許可をもらえます。

「経済的に生活が苦しく生活費や学費の補助のためにアルバイトをしたい」というような理由で申請したと思います。
高専生にオススメのアルバイト5選
高専生にオススメのアルバイトは次の5つです。
- コンビニ
- 塾講師・家庭教師
- 飲食店
- 短期・単発バイト
- オンラインバイト
コンビニ


一つ目は「コンビニ」のアルバイトです。
日本全国には、およそ57,000店(2022年1月時点)のコンビニがあり「バイト探しに困らない」、「家の近くでバイトができる」というメリットがあります。
コンビニのアルバイトの主な業務内容は次の通り。
- レジ打ち
- 無くなった商品の補充
- 前出し(商品を手前に出すこと)
- ホットスナック作り
- 掃除、ゴミ捨て
- など
上記以外にも「宅配手続き」や「公共料金の支払い処理」、「チケットや切手の販売」など幅広い業務内容があります。
また仕事を覚え信頼を得ると「商品の発注」や「売上の集計、本社への送金」など重要な仕事も任せてもらえるようになります。
コンビニのアルバイト経験を就活でアピールするなら次のようなポイントが挙げられます。
- 接客の経験
- 多種多様な業務をさばく力
- 商品売買の基本
- お客様目線に立てる
- コミュニケーション能力が身に付く
時給は地域によってばらつきはありますが、他のアルバイトに比べて低いです。
コンビニの仕事の平均時給は1,013円/平均年収は368万円!給料ナビで詳しく紹介|求人ボックス (xn--pckua2a7gp15o89zb.com)
しかし様々な業務を通して得られる経験やスキルは、就活はもちろん社会人になっても通用するので、オススメします。
塾講師・家庭教師
「高専生でも塾講師や家庭教師ができるの?」と思うかもしれませんが、募集しているところは多いです。
私は高専4年生の頃に友人に誘われて始めました。
最初は不安でしたが、教えるのは得意科目(数学)だけでよかったこともあり楽しく働くことができました。
塾講師や家庭教師をアルバイトに選ぶ高専生は少ないので、就活では大きなアピールポイントになります。



就活で面接のとき、塾講師のアルバイトの話になると面接官の表情も変わり、食い気味に質問され、話が盛り上がったのを覚えています。
塾講師や家庭教師のアルバイト経験を就活でアピールするなら次のようなポイントが挙げられます。
- 分かりやすく教える技術が身に付く
- 分からない人の気持ちを理解できる
- 自分自身の勉強(復習)になる
- コミュニケーション能力が身に付く
- 子供たちが目標達成したときの喜びを分かち合える
塾講師や家庭教師は、都度勉強(復習)が必要で大変ですが、時給はそれなりに高いです。
塾講師の平均時給|【タウンワーク】でバイトやパートのお仕事探し (townwork.net)
就活はもちろん自分自身の学業向上になり、さらに「人に教える技術」「分からない人、できない人に寄り添うこと」は将来きっと役に立ちます。
飲食店


3つ目にオススメするアルバイトは飲食店です。
「キッチン」と「ホール」に分かれており、キッチン担当は簡単なメニューの調理や皿洗いなどが主な仕事内容で、ホール担当はお客様に席への案内、注文確認、料理や飲み物の運搬、テーブルの片付け、会計、掃除などとなっています。
コンビニに比べると仕事内容は分担されていますが、時給は高いです。
平均給与データ 飲食店ドットコム (inshokuten.com)
飲食店のアルバイト経験を就活でアピールするなら次のようなポイントが挙げられます。
- 簡単な料理ができる
- 皿洗いのスキルが身に付く
- 接客スキルが身に付く
- コミュニケーション能力が身に付く
短期・単発バイト
夏休みや冬休みの期間が長い高専生には季節限定の短期・単発のバイトがオススメです。
年末年始やクリスマスなどのキャンペーンにイベントスタッフとして働いたり、コンサートやライブにスタッフとして働くことができます。
私の友達も夏休みに好きなアイドルグループ(当時はAKBとか)のライブにスタッフとして働いたいたり、冬休みには郵便局ではがきの仕分けをして働く人もいました。
短期・単発のアルバイト経験を就活でアピールするなら次のようなポイントが挙げられます。
- 様々な仕事の体験を通して、会話のネタが増える
- 他の人が経験しない珍しい体験談ができる
- 行動力を示せる


オンラインバイト


授業でもパソコンを使い扱いに慣れている高専生にとっては、オンラインバイトもオススメです。
私の時代にはそう多くありませんでしたが、今では「ココナラ


短期・単発のアルバイト経験を就活でアピールするなら次のようなポイントが挙げられます。
- 様々な仕事の体験を通して、会話のネタが増える
- 他の人が経験しない珍しい体験談ができる
- パソコンスキルが身に付く
- 1対1での交渉ができる
まとめ
今回は、「高専生にオススメする5つのアルバイト」を紹介しました。
この記事で紹介したアルバイトはごく一部にすぎず、世の中にはまだまだたくさんのアルバイトがあります。
どんなアルバイトでもお金を稼ぐことは、これまでにない貴重な経験。
- 初めて出勤したときの緊張感
- お金をもらった時の達成感
- トラブルを解決するために工夫したこと
- 効率よく働くために取り組んだこと
就活では自分が体験して感じたことを素直に伝えれば面接官の心に刺さります。
そしてその経験は就活だけでなく社会人になってもきっと役に立ちます。
学生生活で暇を持て余しているなら、アルバイトを始めてみてはどうでしょうか。
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