「仕事が多すぎて毎日残業、定時に帰れる日なんてない…」
定時で帰れない社会人はたくさんいますが、その理由は本当に仕事量だけのせいでしょうか。
私は高専卒から今の会社に入り「仕事が早い人」「仕事が遅い人」の両方を見てきました。
私自身、「仕事を早く終わらせたい」という思いから「仕事が早い人」の真似をするようになりました。
最初は「色んなスキルが必要だ!」と思っていましたが、実際に真似していると特別な能力は何一つなく誰でも真似できることに気づきました。
そんな私も今では同僚や上司から「仕事が早い!」と言われるようになっています。
仕事が早い人の真似をすれば、あなたも「仕事が早い人」になれるだけでなく出世にも大きく近づきます。
この記事では高専卒の私が思う「仕事が早い人と遅い人の特徴」と私自身も実践する「仕事が早くなる習慣」を解説します。
仕事を早く終わらせて定時で帰りたい人
大量の仕事を早く処理して評価を上げたい人
仕事を早く終わらせるノウハウを知りたい人

「高専卒でも大卒に勝てる」を信じ、二十歳で高専から大手ホワイト企業に就職。
入社3年目で国家資格を2つ取得するが、翌年に脳梗塞を発症してドタバタな展開に。
「人生オワタ」と思いながらも何とか這い上がり今では機械設計士として晴れて社畜に復帰。
これまで5回の昇格試験に合格し、20代で年収600万円に到達。
このブログでは「高専卒でも大卒に勝てる」ノウハウをこれまでの経験を交えて紹介していきます!
仕事が早い人の特徴 5選

私が考える仕事が早い人の特徴5つを紹介します。
あなたの職場にいる「仕事が早い人」にも当てはまるかチェックしてみてください。
メールの返信が早い
仕事が早い人はメールの返信が早いです。
仕事のメールだけでなく飲み会のメールでもすぐに返信します。
メールの返信が遅れると相手の行動を止めてしまうからです。
中にはすぐに答えが出ない内容もありますが、「〇〇までに確認して改めて連絡します」というように一旦返事をします。

返信があると「見てくれたんだ!」と安心しますよね!
メールに限らずすぐにレスポンスをくれる人は周囲から「仕事が早い人」と認識されやすいです。
メモや議事録を残す
仕事が早い人は会議や打合せでの際には必ずメモをとり議事録を作成します。
会議後には参加者だけでなく関係者全員に議事録を送り情報の共有をします。
会議や打合せの内容はすぐに忘れてしまうからです。
ほとんどの場合が会議や打合せ後には、別の仕事が待っています。
どんなに優秀な人でも時間が経てばその日の内容なんてすぐに忘れてしまいます。
記録に残して情報共有することで、忘れ防止になり同じ説明をするといった手間が省けます。
仕事が早い人は自分だけでなく他の人も仕事が早く進むよう取り組んでくれる特徴があります。
議事録は決まった様式を使ったり、手書きのメモ帳だったり、ホワイトボードを使った会議だと写真に記録したりなど状況に応じて色んなツールを活用します。
すぐに行動する
仕事が早い人は仕事の依頼を受けたらすぐに行動に移します。
- 内容を確認する
- 頭の中でざっくりとスケジュールを立てる
- 関係者を絞って会議の案内を出す
- 専門科に連絡する
- やることリストを作成する
- ‥など
初めて請け負う仕事で「どうやって進めようかな」と悩むような仕事でも、まずは自分がやれることを一通り終わらせます。
仕事が遅い人の多くは後回しにしてしまいがちです。
- 放置しても先には進まない!
- 後回しにするほど次々と仕事はやってくる!
- 仕事が溜まると優先順位が付けづらくなる
仕事を先送りにしてしまうと問題が起きたときに修正する時間が無くなってしまいます。
仕事が早い人は、問題が起きても修正する時間を見越してすぐに行動に移します。
仕事と休憩のメリハリがはっきりしている


仕事が早い人は休憩を計画的にとります。
「疲れるまで休憩しない」という人がほとんどだと思いますが、30分くらいの頻度で3分ほど休憩をとります。
「人の集中力は1時間も持たない」からです。
ぶっ続けて作業していると反対に集中力が落ちて非効率的になるのは色んなところで証明されています。
仕事が早い人ほどストレッチしたり目を閉じたりと計画的に休憩しています。



実際に休憩をこまめにすると頭もスッキリして仕事が爆速で進みますよ!私の場合は休憩所で横になったりもします。
周囲を巻き込んで仕事をする
仕事が早い人は周囲を巻き込んで仕事をするのが上手です。
会議や打合せを自主的に開催して人を集め、仕事を細分化して参加者全員に仕事を振ります。
しかも特定の人に大きな負担がかからないように配慮もしています。
他の人も巻き込んで仕事ができれば当然スピードも上がりミスも少なくなります。
Outlookやteamsを使って進捗を確認し遅れていたら補助をして管理します。
どんな仕事でも周囲を巻き込んで仕事ができる人は仕事が早い人の特徴です。
仕事が遅い人の特徴 3選


たとえ大手の会社だとしても職場には仕事が遅い人は少なからずいます。
私の身の回りにいる「仕事が遅い人」の特徴を3つ紹介します。
当てはまった人は周囲から「仕事が遅い人」と思われているかもしれません。
やる前から言い訳が多い
仕事が遅い人の多くはやる前から言い訳をします。
- 「これをやっても無駄」
- 「これをすると〇〇もしなければならない」
- 「これをするには時間がかかる」
言い訳と否定から入る癖がついている人は仕事が遅いだけでなく周囲の評価も最悪です。
このような癖は自分で気づくのは難しいです。
私自身仕事は否定から入るタイプの人間でしたが、入社3年目の時に上司に指導されて初めて気づかされました。
このように指導してくれる上司は本当に少ないので、自分で意識して直す必要があります。
報連相ができない
仕事の報連相ができない人も仕事が遅い人の特徴です。
報連相は進捗確認の一つで、仕事を進める重要なカギです。
報連相で情報共有ができていないとミスやトラブルのもとにもなります。
ミスやトラブルが起きてしまったら、当然仕事は大幅にスピードダウンします。
納期や時間を考えていない
仕事が遅い人は納期や時間を考えず仕事している人が多いです。
「言われてから動く人」「言われない限り動かない人」といますが、どちらも仕事が遅い人によく当てはまります。
与えられた仕事にたとえ締め切りなくても、仕事が早い人は必ず期限を決めます。
「いつまでに」を意識すると「今は何をするべきなのか」が見えてきて優先順位を決めやすくなるからです。
納期、時間を気にしない人は仕事が遅いということにも気づいていないかもしれませんね。
仕事を早く終わらせる習慣


仕事が早い人が意識してやっている習慣を紹介します。
私も意識してやっていることで誰にでもできることなので今日からでもやってみましょう!
朝一から重たい仕事をしない
朝一はどうしても頭の回転が万全な状態ではありません。
運動前と同じように仕事でも準備運動が必要です。
まずはメールの確認といった単純作業を行って脳が働き始めたら徐々に難易度の高い仕事をするようにしましょう。
私の場合、朝一はメールの確認と返信を30分~1時間くらいするのがルーティーンになっています。
机周りをきれいにする
机の周りが整理されているだけで、頭の中も整理されている気分になります。
書類が積み重なっていると他の書類に目が散って集中できなくなります。
仕事が早い人と遅い人を比べてみても、机周りがきれいな人は断トツで仕事が早い人です。
また仕事が遅い人は何度片付けても机周りがすぐに汚くなります。
机の周りをきれいにするのも意識していないとできません。
私も仕事が立て込んで溜まってくると書類が重なったりして汚くなります。
仕事が早い人と一緒に仕事をする
仕事が早い人になる為には、すでに仕事が早い人と一緒に仕事をするのが一番です。
どれくらいのスピード感で仕事をしているのか、どんなところに力を入れているのか、よく観察してみましょう。
先で挙げた「メールの返信を早くする」「計画的に休憩をとる」「周囲を巻き込んで仕事をする」などやれることはたくさんあります。
あなた自身が仕事が早くなり他の人も真似してくれれば最終的には組織全体のレベルを上げることに貢献できます。
そうなれば全員が定時帰りのホワイト職場の出来上がりです。
「仕事が早い人なんていない」と絶望してしまったらあなた自身が模範になるか、そんな会社転職してしまいましょう!
仕事が早い人と仕事するのは勉強にもなるし何より楽しいです。
パソコンのスキルを身に着ける
WindowsやExcelなどのショートカットキーを使いこなせれば仕事は劇的に早くなります。
またExcelのマクロ、OutlookやTeamsなどのツールを使いこなせれば業務の効率化にもつなげられます。
私も最近マクロを覚えて色んな様式をリニューアルさせ効率化しました。
自分仕事はもちろん他の人も使う様式なので全員の効率化につながりとても喜んでもらえました。
工場勤務でパソコンスキルを身に着けている人は思っている以上に少ないです。
パソコンスキルを業務に活かせれば仕事のスピードはもちろん評価もグーンと上がるので是非頑張って身につけましょう!
まとめ
職場には仕事が早い人と遅い人両方がいます。
仕事が早ければ当然評価も高くなり出世にも大きく近づきます。
仕事が早くなる秘訣はそれほど難しいものではありません。
今日からでも実践できます。
あなたも仕事が早い人になって、是非今の会社で活躍することを祈ります!
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