面接用のスピーチ原稿を作りたい!けど、どうやって書いていこうかな。。。
面接原稿なんて作ったことがない! 何を書いたらいいんだ…
書いても書いてもしっくりこない。。。あ~どうしよう…
私の会社では昇格試験の面接に、こんな課題が与えられます。
「面接の冒頭3分程度で今の業務課題とその解決方法をスピーチすること」
毎回、面接用の原稿を作るのですが、慣れていないと何を書いていいか迷いますよね。
昇格試験に限らず、面接やプレゼンのために原稿を作る人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は面接原稿の作成で手が止まってしまう人に向けて、原稿作成におけるポイントを5つ紹介していきます。
私は過去に5回の昇格試験で面接を受けて合格してきました。
今回紹介するポイントを押さえることができれば、誰でもカンタンに説得力のある原稿が作成できます。
面接対策である想定質問の回答を考える際にも使うことができます。
私も実践するやり方なのでぜひ参考にしてみてください。

「高専卒でも大卒に勝てる」を信じ、二十歳で高専から大手ホワイト企業に就職。
入社3年目で国家資格を2つ取得するが、翌年に脳梗塞を発症してドタバタな展開に。
「人生オワタ」と思いながらも何とか這い上がり今では機械設計士として晴れて社畜に復帰。
これまで5回の昇格試験に合格し、20代で年収600万円に到達。
このブログでは「高専卒でも大卒に勝てる」ノウハウをこれまでの経験を交えて紹介していきます!
面接原稿を作成する目的は「頭の整理」です

面接原稿を作成する一番の目的は、「頭の中の考えを整理すること」です。
面接では、何の対策もしていないと誰もが緊張してうまく話すことができません。
そのため、自分が伝えたいことを前もってしっかり整理しておくことが、合格への近道となります。
話したいエピソード、話し方、話す順番など、原稿に書いてきちんと整理できていれば、面接官にも分かりやすく伝えることができます。
私自身、昇格試験の案内があったら早々に準備を始めます。
面接原稿の作成には特に時間を使います。
納得いくまで何度も修正を繰り返して、面接本番に向けて自信を付けていきます。
その結果、本番でも自信をもって面接官に思いを伝えることができるようになります。
面接原稿の作成には、手間と時間がかかりますが、きっと試験合格に近づけてくれるので頑張って作成していきましょう。
面接原稿作成のポイントを5つ紹介します
- フレームワーク(文章構成)を利用する
- 厳選された体験談を盛り込む
- 1つの文章で伝えるのは1つだけ(一文一義を意識する)
- 専門用語は使わない!誰にでも分かる文章にする
- 話しやすい言葉を選ぶ
フレームワーク(文章構成)を利用する
面接原稿作成のポイント1つ目は「フレームワーク(文章構成)を利用する」です。
いきなり白紙の状態で原稿を作成しようと思っても、ペンは進まず、分かりやすい文章にもなりません。
フレームワーク(文章構成)を使えば、簡単に、分かりやすく、伝わる文章が作成できます。
私がいつも使っているフレームワークの例を紹介します。
ここでは冒頭で挙げた「面接の冒頭3分程度で今の業務課題とその解決方法をスピーチすること」をテーマにしています。
- 自己紹介
- 自分が抱えている業務課題
- 業務課題の背景
- 問題点と解決方法(自分の役割)
- 現在の状況
- 将来どうなりたいか
こんな感じでまずは話したい全体構成を考えます。
そうすることで書いている最中に、話が飛んだり、内容がバラバラにならなくて済みます。
テーマによっては、フレームワーク(文章構成)を変える必要があると思います。
いきなり書き出す前に、ぜひフレームワーク(文章構成)作ってみてください。
厳選された体験談を盛り込む
面接原稿作成のポイント2つ目は「厳選された体験談を盛り込む」です。
面接官にとって、誰でも話せるような抽象的な話は退屈でしかありません。
反対に具体的な体験談が盛り込まれた話は、面接官の印象に強く残ります。
だからこそ、「どのような体験談を盛り込むか」がとても重要になってきます。
原稿に盛り込む体験談は、
「自分が主体となって一生懸命取り組んだこと」
まずはこれを意識して色んな体験談を書き出しましょう。
自分が本当に一生懸命取り組んだことは、誰に何を聞かれても答えられるはずです。
その中からきちんと自分の言葉で話せる体験談を厳選しましょう。
「数値が言える話」、「大型プロジェクト」、「大きな成果を挙げた話」などインパクトがある体験談を採用しましょう。
1つの文章で伝えるのは1つだけ(一文一義を意識する)

面接原稿作成のポイント3つ目は「1つの文章で伝えるのは1つだけ(一文一義を意識する)」です。
面接官はあなたのスピーチを初めて耳にします。
目の前にあなたの原稿があるわけではありません。
1つの文章の中に複数の内容が含まれていると、聞いていても理解できません。
具体例として「ダメな文章」と「良い文章」を書きます。
業務の効率化を進めていくためには、まずは各人がパソコンのスキルを向上させていく必要があり、中でもExcelは日常の業務で頻繁に使用するため、優先度を高めて教育していくべきだと思います。
私の部署では業務の効率化を進めています。
そのために、まずはみんなのパソコンのスキルを上げることが大切です。
中でもExcelは日常の業務で頻繁に使われます。
だからこそ優先度を高くして教育していく必要があります。
「ダメな文章」のように文章が長く、複数の内容が含まれていると、面接官も理解するのが大変です。
良い文章のように短文ばかりだと違和感を感じるかもしれませんが、実際に聞く側(面接官)はこのくらいの方が頭に入ります。
「1つの文章で伝えるのは1つだけ(一文一義)」を意識して文章を書きましょう。
専門用語は使わない!誰にでも分かる文章にする
面接原稿作成のポイント4つ目は「専門用語は使わない!誰にでも分かる文章にする」です。
面接官は様々な部署の人がいるので、あなたの専門分野についてはシロウトです。
専門用語を使うと「全く理解できない」という事態に陥ってしまいます。
私の場合は、機械の専門なので、「ベアリング」、「モンキー」、「アンカー」などの専門用語があります。
面接で相手に内容が伝わらないのは致命的なので、特に気を遣って文章を作成しましょう。
理想は「小学生でもわかる文章」です。
専門用語かどうかは、普段から使っている人にとっては、気づきにくいものなので、身近な人にも聞いてみて確認してください。
話しやすい言葉を選ぶ
面接原稿作成のポイント5つ目は「話しやすい言葉を選ぶ」です。
面接で一番大切なのは、相手に自分の思いをしっかり伝えることです。
その為なら「カッコいい言葉」「きちんとした敬語」でなくても全然問題ありません。
難しい言い回しは、相手に伝わりにくいだけでなく、自分自身も言葉につまってしまう原因となります。
ある程度の敬語は必要ですが、面接で使う言葉はできるだけ簡潔で、わかりやすいものを選びましょう。
ChatGPTを利用して面接原稿作成の手助けをしてもらおう

ここまで面接原稿作成におけるポイント5つを紹介してきました。
面接原稿を作成する際には、「ChatGPT」を利用するのもオススメです。
「ChatGPT」とは、OpenAIが開発した人工知能による自然言語処理技術を活用した大規模言語モデルであり、人間に近い文章を生成することができるツールです。
「ChatGPT」を使うことで、面接原稿のフレームワークや例文、語彙や表現などをサポートしてくれます。
また、自己PRの改善や文章のチェックも、「ChatGPT」が行ってくれます。
ただし、「ChatGPT」はあくまでもツールであり、完璧ではありません。
「ChatGPT」が生成した文章をそのまま採用するのではなく、必ず自分自身でチェックしてください。
文章の仕上がりをより高めてくれるので、ぜひChatGPTも活用してみてください。
まとめ

面接で合格するためには、しっかりと面接の準備をしておくことが大切です。
その準備のひとつとしてあるのが、面接原稿の作成です。
面接原稿を作成することで、話したい内容を整理し、自信を持って面接に臨むことができます。
面接原稿の作成におけるポイントは次の5つ。
- フレームワーク(文章構成)を利用する
- 厳選された体験談を盛り込む
- 1つの文章で伝えるのは1つだけ(一文一義を意識する)
- 専門用語は使わない!誰にでも分かる文章にする
- 話しやすい言葉を選ぶ
また、面接原稿作成にはChatGPTがオススメという点も覚えておくと良いでしょう。
ChatGPTを活用すれば、手間や時間をかけず効率的に面接原稿を作成することができます。
面接合格に向けて、面接原稿の作成をしっかりと行いましょう。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
昇格試験|面接・小論文対策にオススメの本を紹介します
昇格試験の面接・小論文対策にオススメの本を紹介します。
面接・小論文とも具体的な面接問答や論文が記載しており、実践で使える内容となっています。
私も昇格試験を受ける度に繰り返し読んで、参考にしている本なのでぜひ手に取ってみてください。

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