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【高専入試まとめ】推薦入試・学力入試の特徴やスケジュールをくわしく解説

高専入試まとめ

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国立高専の受験を考えてるんだけど、いつ頃から何をすればいいの?

高専の入試って特殊って聞いたけど、何が違うの?

高専入試に向けて何から始めたらいいか知りたい!

高専は公立高校の入試とは違って形態が異なります。

とくに、国立高専の受験を考えている人なら、入試情報は必ず知っておくべきです。

なぜなら「えっこんな方法で高専に入れるの?」「中学の成績ってこんなに重要なの?」といったことがわかるからです。

今回は、国立高専の入試形態やスケジュールなどを詳しく解説していきます。

高専受験を目指す方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

とは言え、各高専で「入学者募集要項」というのがあり、そこに入試に関することすべてが記載されています。

本気で高専受験に臨む人は、必ず自分が受ける高専の募集要項をチェックしましょう!

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目次

高専(こうせん)とは「高等専門学校」の略で5年制の学校

高専(こうせん)は「高等専門学校」の略で、中学卒業後に入学できる5年制の学校です。

全国に国公私立合わせて58校あり、約6万人の学生が在籍しています。

現時点で、埼玉、神奈川、滋賀、山梨、佐賀の5県には、高専はありません。(2024年4月)
※2027年に滋賀県に「滋賀県立高等専門学校(仮称)」が開校予定のようです。

1962年(昭和37年)に、工業分野で即戦力となる技術者を育成するために作られました。

今では、技術だけでなく、創造力や柔軟な思考を持った人材を育てることを目指しています。

実際に、高専を代表する「ロボコン(ロボットコンテスト)」や「プロコン(プログラムコンテスト)」は、TVや新聞でも取り上げられ、驚くような技術力を見せています。

国立高専の入試は「推薦入試」と「学力入試」

まず高専入試には、おもに「推薦入試」と「学力入試」の2つの方法があります。

募集人数は、ほとんどの高専が1学科40人としています。

推薦入試と学力入試の定員割合は、半々の高専もあれば、推薦入試6割・学力入試4割などもあり、各高専によって違います。

また、第1志望のほかに、第2希望、第3希望と学科を選べる制度もあります。

ゴリ

実際に、機械工学科には落ちたけど、別の学科に受かって高専へ入学した友達もいます。

高専入試の倍率

高専入試の倍率は、高専によっても学科によっても変わります。

人気の高専や学科によっては、倍率3.0以上のところもありますが、そうではないところは、倍率1.0以下もあります。

入試倍率は、合否に大きく関わるので、自分が行きたい高専は絶対にチェックしておきましょう。

高専は全国にあり、すべての高専に寮があります。

また、機械や電気といった学科は、ほかの高専にもたくさんあります。

もし、「高専に行きたくても倍率が高くて不安」という人は、他県の高専を検討するのもいいかもしれませんね。

高専入試の難易度

高専の入試問題は公立高校とは異なり、理数系は高専のほうが比較的むずかしいと言えます。

偏差値は学科によっても異なりますが、国立高専の9割以上が偏差値60を越えます。

偏差値50を下回る高専もいくつかありますが、全体的に偏差値は高い傾向にあります。

倍率にもよりますが、基本的には難易度は高いと思ったほうがいいでしょう。

一方でどの高専に入っても、授業カリキュラムはほぼ同じで、卒業して社会に出てしまえば、「高専卒」と一括りにされます。

つまり、無理して難しい高専を受験しなくても、自分のレベルに合わせた高専を選ぶという方法もあります。

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推薦入試の特徴

では、推薦入試の特徴をくわしく見ていきましょう。

推薦入試は主に面接と小論文

推薦入試では、主に面接や小論文の試験を行います。

中には、面接だけの高専もあれば、面接や小論文に加えて適正検査もやる高専もあります。

ちなみに、どこの高専も面接は必須のようです。

私も推薦入試を受けましたが、面接と小論文に加えて適正検査もやりました。

適正検査は、学科によって異なりますが、私の場合は機械工学科応募だったので、鉄、アルミ、銅などの材料を「重い順に並べなさい」みたいな試験内容でした。

ゴリ

学力入試全振りで、推薦入試は何の対策もしてなかったのでボロボロでしたがね…(笑)

推薦入試を受けられるのは条件を満たした人だけ

推薦入試を受けるには、条件をクリアしなければなりません。

条件は各高専で決められていますが、基本的には中学3年間の成績が優秀な人しか受けられません。

例えば、中学3年間の評定が108以上(9教科の成績がオール4以上)であったり、中学3年間の数学の成績が平均4以上であったりです。

各高専で条件はさまざまですが、中学1年生の頃からしっかり勉強してきた人しか受けれないと覚えておきましょう。

推薦入試の合否判定

推薦入試の合否判定は、調査書の成績と面接や小論文、適正検査の得点結果によって判断します。

例えば、奈良高専の令和6年度推薦入試の合否判定は、以下のようになっています。

総合点(400点満点)=調査書(100点満点)+適性検査(200点満点)+面接(100点満点)
奈良高専 令和6年度学生募集要項より

一方で「調査書と試験結果で総合的に判定します」のみで、配点を記載していない高専もあります。

推薦入試の面接で聞かれること

推薦入試の面接で聞かれることを、カンタンに紹介します。

推薦入試の面接で聞かれること
  • アドミッションポリシーを知っていますか?
  • なぜ高専(この学科)を受けようと思ったのですか?
  • 好きな科目や得意な科目はありますか?
  • 高専に入学したら何をしたいですか?
  • 将来の夢はありますか?
  • 中学生では何を頑張っていますか?
  • 最近のニュースで気になることはありますか?

あくまでも一般的な質問なので、この程度はしっかり準備しておきましょう。

志望動機や好きな科目、将来の夢などは、アドミッションポリシーに沿った内容にすることをオススメします。

高専の求める人物像に当てはまれば合格する確率も上がります。

また、初めての面接はめちゃくちゃ緊張すると思うので、事前にいろんな人と面接練習しておきましょうね。

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学力入試の特徴

では学力入試の特徴を詳しく解説していきます。

国立高専の学力試験は全国共通

国立高専の学力試験の問題は、全国共通となっています。

そのため、試験日や試験時刻も全国共通です。

つまり、国立高専を複数受験(併願受験)することはできません。

令和6年度の学力試験を参考に、試験日当日のスケジュールを見てみましょう。

9:30~10:2010:40~11:3011:50~12:4013:30~14:2014:40~15:30
理科英語数学国語社会
令和6年2月11日(日) 学力試験当日の時間割

試験時間はすべて50分間となっています。

数学のド昼間はお腹が減って、集中力が切れてしまうので、休憩時間に軽く食べれるものを持参しておくことをお勧めします。

国立高専と公立・私立高校は併願受験できる

国立高専と公立・私立高校は併願受験ができます。

というか、国立高専に落ちたら、公立高校もしくは私立高校を目指すことになります。

私も、もし高専に落ちたら高専よりも偏差値の低い公立高校を受けようと思っていました。

また、高専の受験日よりも早く入試を行っている私立高校を受験しておくこともオススメです。(入試に慣れるのと受かれば自信になります)

ゴリ

私も滑り止めと実力確認のために、高専よりも偏差値が低い学校と高い学校の2校を受験しました。(一応両方合格でした♪)

一方で、高専に合格して、入学すると決めたら公立高校の受験はできません。

つまり、高専も公立高校も両方受験、合格して、「さあ、どっちに行こうかな」と悩むことはできないのです。

科目数は原則5科目

学力試験の科目は、国語、社会、数学、理科、英語の5科目です。

しかし、高専によっては、「英語」や「社会」の試験がなく、4科目だけというところもあります。

例えば、東京高専では社会の試験がありません。

そのため、13:30~14:20までの国語のテストが終わったら、そのまま終了となります。

このように学校によって、試験科目数が違ったりするのでよくチェックしておきましょう。

ゴリ

不要な科目を勉強しても時間の無駄ですからね…
ただ、落ちた場合は公立高校を受けなければならないので、まったく勉強しなくてもいいかは…

解答はマークシート方式

国立高専の入試問題の解答は、すべてマークシート方式となっています。

マークシート方式では、公平に採点できるといったメリットがあります。

一方で、記述での部分点がなかったり、感で正解したりする場合もあります。

国家資格ではよく見る回答方式ですが、解答方法に慣れていないとあたふたしてしまいます。

また解答箇所がズレてしまったなんてことも、よくあるミスです。

マークシートと言っても、数学は数字を塗りつぶすタイプなので、感で正解するようなものではありません。

傾斜配点がある

高専入試では、傾斜配点を採用する高専もあります。

傾斜配点とは、特定の科目の配点を高くしたり低くしたりすることです。
例えば、数学や理科などの特定科目を、150点や200点満点にするといったものです。
その高専は、理数系に強い学生を合格しやすくしていると言えます。

私が高専入試を受けたときは、数学と英語が150点満点でした。

傾斜配点を採用しているかどうか、どの科目を傾斜配点にしているかは、各高専で異なります。

自分が受験する高専の試験要綱は、必ず確認しておきましょう。

学力入試の合否判定

学力入試の合否判定は、調査書と学力テストの得点結果によって判断します。

推薦入試と同様、配点は各高専で異なります。

推薦入試で例を挙げた奈良高専の場合、令和6年度学力入試の合否判定は、以下のようになっています。

総合点(740点満点)=学力検査(500点満点)+調査書(240点満点)

学力検査点の内訳(国社数理英×各100点満点=500点満点)
調査書点の内訳:(国社数理英×各20点満点=100点満点)+(音楽・美術・保体・技家×各35点満点=140点満点)
奈良高専 令和6年度学生募集要項より

推薦入試と同様ですが、調査書をもっと重視する高専もあるので、中学時代の成績も侮れません。

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高専入試のスケジュール

高専入試のスケジュールについて、解説していきます。

主には、以下の表のとおりですが、詳しくは各高専の試験要綱を確認してください。

推薦入試12月中旬~推薦入試Web受付、出願書類受付
1月中旬推薦入試本番、約1週間後合格発表
1月下旬~入学確約書提出
学力入試1月中旬~下旬学力入試Web受付、出願書類受付
2月初旬~中旬学力入試本番、約1週間後合格発表
2月下旬入学確約書提出
共通3月初旬入学説明会
高専入試のスケジュール表

先ほども述べましたが、高専入試は公立高校よりも1か月ほど早く行います。

公立高校と同じ感覚で勉強していると、「勉強が間に合わなかった」というケースも懸念されるので、早めに行動しましょう。

推薦入試のスケジュール

推薦入試の出願受付は、12月中旬から1月初旬までとしている高専がほとんどです。

Webシステムから出願手続きを行って、調査書や写真票、推薦書といった出願書類を郵送もしくは直接提出します。

推薦試験本番は、1月中旬頃に行われ、1週間くらいでWebサイトで合格者発表となります。

また、合格者には合格内定通知書とともに、入学確約書が送られます。

入学する意思があれば、1月下旬~2月初旬頃までに入学確約書を提出することになります。

学力入試のスケジュール

学力入試の出願受付は、1月中旬頃から2月初旬までとしている高専がほとんどです。

Webシステムから出願手続きを行って、調査書や写真票といった出願書類を郵送もしくは直接提出します。

入学検定料は16,500円+手数料等となります。

試験本番は、2月初旬~中旬頃で、だいたい1週間くらいでWebサイトで合格者発表となります。

合格者には、合格通知書と入学確約書が送られます。

入学する意思があれば、入学確約書を提出し、晴れて3月初旬に入学手続きとなります。

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まとめ|募集要綱をしっかり読んで受験に備えよう!

国立高専の入試の特徴やスケジュールについて、解説してきました。

推薦入試では適性検査をしたり、学力入試ではマークシート方式や傾斜配点があったり、特殊な入試制度となっていました。

また、推薦入試の受付は12月からスタートし、学力入試も公立高校より1か月も早く行われます。

公立高校を目指す人たちと同じペースで勉強していたら、痛い目を見ることになるかもしれません。

高専を目指すなら今すぐに行動しましょう。

その一歩として、まずは募集要項をチェックしましょう。

入試のすべてが記載されていますし、余計な勉強をしなくても済むかもしれません。

ぜひ、合格めざして頑張ってください!

国立高専合格のためには塾へ通ったほうがいいんだろうか…でも塾って高額だよな…

もっと先の授業を学んで周りと差をつけたい!

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