【最新】明石高専がすごい！偏差値ランキング王者の明石高専を徹底調査！

高専の偏差値ランキングで、毎年上位に君臨する明石高専。

今回は明石高専ってどんなところがすごいの？という声にお答えしていきます。

明石高専に興味があるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

また私自身は明石高専ではないので、「これは違うよ！」「明石高専の魅力はこれ！」というのがあれば、コメントで教えてください！

明石高専とは兵庫県明石市にある高等専門学校

明石高専は、名前の通り兵庫県明石市にあり、正式名称は、明石工業高等専門学校です。

1962年に創設された12校の高専の一つでもあります。

JR魚住駅から徒歩6分と、かなりいい位置にあります。

明石高専には、「機械工学科」「電気情報工学科」「都市システム工学科」「建築学科」の4つの学科があり、在籍者数は以下の表のようになっています。

学科	区分	1年	2年	3年	4年	5年	計
機械工学科	男	35	34	42	38	41	190
	女	6	10	1	2	6	25
	計	41	44	43	40	47	215
電気情報工学科	男	32	32	36	35	35	170
	女	11	11	7	11	6	46
	計	43	43	43	46	41	216
都市システム工学科	男	29	28	34	32	39	162
	女	15	12	8	11	4	50
	計	44	40	42	43	43	212
建築学科	男	20	26	23	19	22	110
	女	22	20	20	20	17	99
	計	42	46	43	39	39	209
計	男	116	120	135	124	137	632
	女	54	53	36	44	33	220
	計	170	173	171	168	170	852

明石高専がすごいと言われる3つの理由

明石高専がすごいと言われる3つの理由を紹介します。

高専偏差値ランキングで毎年1位

明石高専の偏差値は、全国の高専偏差値ランキングで毎年1位を獲得しています。

令和5年度（2023年度）高専（工業高等専門学校・商船高等専門学校）偏差値情報

偏差値は67～69で、徳山高専、久留米高専をおさえて堂々の1位です。

と言いながらも偏差値はあてにならないので、明石高専合格者の最低点（調査書の点数含む）と倍率を見てみましょう。

学科	合格最低点 600点満点	倍率
機械工学科	473.5	0.85 （34/40人）
電気情報工学科	496.5	2.28 （91/40人）
都市システム工学科	402.0	0.78 （31/40人）
建築学科	447.5	1.35 （54/40人）

どの学科も学力試験では、6割以上取るのが必須で、電気情報工学科に関しては、最低でも8割以上取れないと合格できないようです…

東大編入者が多数

明石高専は東大への編入者も多数輩出しています。

明石高専の学科進学（大学への編入学及び高専専攻科への入学）状況によれば、東京大学への編入者数は下表のようになっています。

大学名	～令和2年度	令和 3年度	令和 4年度	令和 5年度
東京大学	84	5（5）	6（7）	3（3）

毎年のように数名の明石高専生が、東京大学へ編入しています。

そのほかにも、京都大学や東京工業大学、東北大学など、毎年のように難関大学へ編入しており、すごさがわかります。

1年生から授業が本格的

明石高専では、1年生から高専での学び方を知る「アクティブラーニング」の授業があり、さらに2年生からは「Co+work（コ・プラスワーク）」という授業が始まります。

2～4年生のすべての学生でチームを編成して、「誰かを幸せにするもの」や「SDGsの17の目標につながるもの」などを活動テーマにチームで取り組みます。

学年や学科を超えて学生が一緒になり、実際に地域社会への貢献を目指す活動を通じて、実践的なスキルを身につけます。

社会に出て、いろんな年齢や考えを持つ人たちと一緒に働くことになっても、「自分で考える力」「みんなと協力する力」「新しいことを作り出す力」を武器に活躍できそうですね。

ナレッジスターが運営するみんなの高専チャンネルでも、明石高専キャンパスツアーが紹介されています。

1年生の頃からバギーを分解・再組立して仕組みを理解したり、波や風を起こす機械でさまざまな実験ができたり、ハイレベルですね！

高専は明石高専だけじゃない！

高専は明石高専だけではありません。

紹介してきた明石高専は確かに魅力的な学校ですが、「高専そのものに興味がある」という人は明石高専以外の選択肢も持っておきましょう。

高専と他の公立高校や私立高校は併願受験できますが、明石高専と久留米高専というように高専どうしはそうもいきません。

高専入試に落ちてしまうと、2次募集をしているところを探すか、普通の高校に行くしかなく、最悪の場合は高専に入ることができなくなります。

明石高専にある4学科は、ほかの高専でもあるし、教育カリキュラムはだいたいどこも同じです。

そして、社会に出てしまえばどこの高専出身だろうと、「高専卒」として平等に扱われます。

「学力にあまり自信はないけど、高専にはいきたい」という人は、ほかの高専もチェックしておきましょう。

まとめ｜やっぱ明石高専は最強だった

明石高専がすごいと言われる理由を紹介してきました。

偏差値が高いこと、難関大学への編入者が多いこと、1年生から本格的な実践で使える授業があることなど、たくさんの魅力がありますね。

これから高専受験を控えている人は、ぜひ明石高専も視野に入れてみてください。

国立高専の入試問題は全国統一で、過去問を解くことは必須なので、ぜひこちらの記事も読んでみてください。