「面接では何が聞かれるの?」
「なんて答えればいいんだろう…」
「面接前に質問対策をしておきたい!」
昇格試験で面接を控えている方はこんな思いがあるのではないでしょうか?
「何を聞かれるか分からない!」ということは、より一層不安な気持ちにさせます。
私も過去に5回の昇格試験、面接を受けてきましたが、未だに緊張と不安で憂鬱になります…
初めての面接では全然準備していなくて、面接中に頭の中が真っ白になりました。
そんな私だからこそ言えるのは、「面接は事前の準備が一番大切」です。
中でも「これは聞かれそうだな」「これを聞かれたらこう答えよう」など、想定問答を考えておくと面接でもあたふたせずに済みます。
そのため、今回は「過去5回の面接で実際に聞かれた質問を30個」紹介していきます。
これから面接を控えている方の質問対策に役立てば幸いです。

「高専卒でも大卒に勝てる」を信じ、二十歳で高専から大手ホワイト企業に就職。
入社3年目で国家資格を2つ取得するが、翌年に脳梗塞を発症してドタバタな展開に。
「人生オワタ」と思いながらも何とか這い上がり今では機械設計士として晴れて社畜に復帰。
これまで5回の昇格試験に合格し、20代で年収600万円に到達。
このブログでは「高専卒でも大卒に勝てる」ノウハウをこれまでの経験を交えて紹介していきます!
面接で過去実際に聞かれた質問を30個紹介します

私は面接が終わったら必ず面接の内容を記録に残しています。
- 何を聞かれたか
- なんて答えたか
- 面接官は誰だったか、何人いたか
- 面接を受けた感触や手ごたえ
記録に残しておくと次の面接に役立てることができます。
さて、過去の記録を見ていると、面接官の質問内容は次のような項目に分類できます。
- 業務に関係する数字
- これまでの実績や失敗談
- 仕事で工夫していること
- 社内の人間関係
- 将来の自分や自己研鑽について
項目ごとに実際に聞かれた質問を紹介していきます。
※私は工場勤務の機械エンジニアなので面接官の質問も工場関連の質問です。
【実際に聞かれた質問】業務に関係する数字
面接序盤は、自分の「業務に関係する数字」について聞かれることが多いです。
- 今年度の工場の修繕費はいくらですか?
- 今年度の工場の設備投資額はいくらくらいありますか?
- 工場のトラブルは年間どれくらいありますか?
- 工場のトラブルは月にどれくらいありますか?
- このプロジェクトにかかった費用はどれくらいですか?
- このプロジェクトの設備投資額の内訳はどんな感じですか?
- プロジェクトの完成時期はいつ頃ですか?
- このプロジェクトでどれくらいのコストダウンができますか?
数字に関する質問は、ほぼ毎回聞かれています。
「常に数字を意識して業務をしているか」が問われるのだと思います。
急に数字を聞かれて「分からない!」となると、パニックになり、その後の質問にも影響がでます。
反対に的確に答えられれば、面接序盤の緊張がとれ、その後の質問に落ち着いて対応できます。
業務目標やプロジェクト予算、納期など数値化されているものは面接前に頭に入れておきましょう。
また面接に限らず常に数字を意識して業務に取り組むことも大切です。
聞かれても分からない時は、「分かりません、把握できていません」と素直に答えましょう。
「たぶん〇〇だと思います」といったあいまいな答えやウソはNGです。
面接官も知っていて聞いてる場合がほとんどだからです。
【実際に聞かれた質問】これまでの実績や失敗談

会社生活の実績や過去の失敗談なども鉄板の質問となっています。
- 今までやってきた仕事で一番利益に繋がったことは何ですか?
- 今までの仕事で自慢できることはありますか?
- どのようなときに達成感を感じますか?
- 今までの仕事で一番苦労したことは何ですか?
- 今までの仕事で失敗した経験を教えてください。
- その失敗から何を学びましたか?
こういった鉄板の質問は、どう答えるか、悩む人は多いですよね。
どんな体験談を選ぶか、どのような構成(ストーリー)で話すか、悩みどころです。
- どんなことを苦労や失敗と感じているか(価値観)
- 苦労や失敗をどのように乗り切ったか(執着心や継続力、創意工夫)
- 苦労や失敗から学んだことは何か?(分析力)
- 今後どう活かしていくか(改善意欲)
体験談を選ぶコツは、「自分自身が本当に一生懸命頑張ったこと」を軸にすることです。
苦労や失敗談で、「愚痴」や「社会人として根本的にダメ」な話は避けましょう。
愚痴に関しては実際に思っていても口には出さないように!
- 仕事量が多い
- 残業が多い
- 上司(後輩)のせいで…
- 仕事量に個人差がある
- 〇〇が働いてくれない
- 寝坊して遅刻した
- 二日酔いで…
- メールの宛先を間違えた
- 機密情報を間違って送信してしまって…
- ‥など
【実際に聞かれた質問】仕事で工夫していること
前述した「これまでの実績や失敗談」の話の延長で聞かれることが多いです。
- 困難な課題を乗り越える為に、工夫していることはありますか?
- 普段の業務で意識していることはありますか?
- 業務を効率化する為に取り組んでいることはありますか?
- プロジェクトを計画的に進める為に意識していることはありますか?
面接官の見るポイントは質問通りですが、「どんなことを意識して業務に取り組んでいるか」を聞いています。
- 人とのコミュニケーションで意識していること
- 業務効率化のために実践していること
- 問題が発生したとき、何から行動しているか
- 人にお願いするときどんなことに気をつけているか
- 資料作りで気をつけていること
- 会議中に意識していること
- 報連相の際に意識していること
- など…
多くの方が様々な業務で「意識して取り組んでいること」があると思います。
ここでは面接官に自分流の仕事術を教えてあげるつもりで話ができるとカンペキですね。
【実際に聞かれた質問】社内の人間関係について

人間関係の質問は、私の中でも一番回答に困る質問です。
- あなたの部署の雰囲気はどうですか?
- あなたの部署は年配の方が多いですが、コミュニケーションはうまく取れていますか?
- 部下とはどのようにコミュニケーションを取っていますか?
- 派遣社員の方とはどのように接していますか?
正直この手の質問は、何を答えればいいか分からないので当たり障りのないように話しています。
ちなみに今流行りの「Chat GPT」に答えてもらいました。
私も前回の面接で「Chat GPT」を活用して想定問答を考えました。そのままでは使えないので添削は必要ですが、作業が効率的になりオススメです。
※以下「Chat GPT」より
【質問:あなたの部署の雰囲気はどうですか?】
私が所属する部署は、非常にプロフェッショナルでチームワークが良い雰囲気があります。同僚たちは、仕事に真剣に取り組みながらも、和やかな雰囲気で働いています。私たちは、お互いを尊重し、サポートし合いながら、目標達成に向けて協力しています。
【質問:あなたの部署は年配の方が多いですが、コミュニケーションはうまく取れていますか?】
はい、確かに年配の方が多いですが、コミュニケーションはとても良好だと思います。私たちは、互いの意見を尊重しながら、オープンなコミュニケーションを心がけています。年配の方たちは、多くの経験や知識を持っておられるので、私たち若手社員からも多くのことを学べる機会があります。私は、年齢や立場に関係なく、チーム全員で協力し合って、目標達成に向けて努力していきたいと思っています。
【質問:部下とはどのようにコミュニケーションを取っていますか?】
私は部下とのコミュニケーションを非常に大切にしています。部下とは、週次や月次の定期的な面談を設け、業務やキャリアについての希望や課題を共有し合っています。また、部下が困っていることや課題がある場合には、積極的にサポートするよう心がけています。私は、部下が自分の仕事に取り組みやすい環境を整えることが、組織全体のパフォーマンスにつながると考えています。
【質問:派遣社員の方とはどのように接していますか?】
私たちは、派遣社員の方にも同様に敬意を払って接しています。派遣社員の方たちは、私たちの業務に貢献してくださる重要な存在です。私たちは、彼らとも積極的にコミュニケーションを取り、業務の進捗や課題などを共有しながら、協力して業務を進めています。また、彼らが困っていることがあれば、迅速にサポートするよう心がけています。私たちは、全員が協力しあって目標達成に向けて努力していくことが大切だと考えています。
これをそのまま使うことはできませんが、一から文章を起こすよりもかなり効率的です。
ちなみにNGな答え方も文章にしてくれます。
※以下「Chat GPT」より
【質問:あなたの部署の雰囲気はどうですか?】
- 「あまりよくわかりません」
- 「特に変わったことはありません」
- 「他の部署と比べてもそんなに変わりません」
【質問:あなたの部署は年配の方が多いですが、コミュニケーションはうまく取れていますか?】
- 「若い人たちとはうまくコミュニケーションが取れますが、年配の方とは難しいです」
- 「年配の方たちは少し考え方が古いので、コミュニケーションが取りづらいです」
【質問:部下とはどのようにコミュニケーションを取っていますか?】
- 「上から指示を出して、部下たちはそれを実行しています」
- 「部下たちは自分の仕事をやっているので、あまり関わりはありません」
【質問:派遣社員の方とはどのように接していますか?】
- 「派遣社員はあまり長くいないので、関わることはあまりありません」
- 「正社員と同じように接していますが、派遣社員にはあまり重要な仕事は任せていません」
これらの答え方は、無関心や偏見を示していると受け取られる可能性があります。面接での印象を悪くすることがあるので、適切な答え方を考えるようにしましょう。
【実際に聞かれた質問】将来の自分や自己研鑽について
人事の面接官から毎回必ずと言っていいほど聞かれる質問です。
- もし昇格した場合、今後どのように変わっていきますか?
- 5年後は、どのような人材になりたいですか?
- 現在、スキルアップのために取り組んでいることはありますか?
- 資格の勉強はしていますか?
「もし昇格した場合、今後どのように変わっていきますか?」
初めての面接は、この質問を想定してなかったので頭が真っ白になりました。。
なんて答えたのかも覚い出せないほどです。
将来像は、自分にとっても会社にとっても重要なことです。
必ず聞かれると思って対策しておきましょう。
【実際に聞かれた質問】回答に困った質問

過去の面接では、回答に困る質問もいくつかありました。
- 今現在不足していると感じることは何ですか?また今後それをどのように改善していきたいですか?
- 今まで行ってきた業務で会社にとって有益になるような業務はありましたか?
- 責任感が強くなったとありましたが、具体的にどんなことをしてそう感じるようになりましたか?
正直こうしてみると、準備しておけば答えられたものばかりです。
やはり面接は事前準備が一番です。
面接前までに想定問答を考えて質問対策しておきましょう。
まとめ
過去の面接で実際に聞かれた質問を紹介しました。
- 業務に関係する数字
- これまでの実績や失敗談
- 仕事で工夫していること
- 社内の人間関係
- 将来の自分や自己研鑽について
- 今年度の工場の修繕費はいくらですか?
- 今年度の工場の設備投資額はいくらくらいありますか?
- 工場のトラブルは年間どれくらいありますか?
- 工場のトラブルは月にどれくらいありますか?
- このプロジェクトにかかった費用はどれくらいですか?
- このプロジェクトの設備投資額の内訳はどんな感じですか?
- プロジェクトの完成時期はいつ頃ですか?
- このプロジェクトでどれくらいのコストダウンができますか?
- 今までやってきた仕事で一番利益に繋がったことは何ですか?
- 今までの仕事で自慢できることはありますか?
- どのようなときに達成感を感じますか?
- 今までの仕事で一番苦労したことは何ですか?
- 今までの仕事で失敗した経験を教えてください。
- その失敗から何を学びましたか?
- 困難な課題を乗り越える為に、工夫していることはありますか?
- 普段の業務で意識していることはありますか?
- 業務を効率化する為に取り組んでいることはありますか?
- プロジェクトを計画的に進める為に意識していることはありますか?
- あなたの部署の雰囲気はどうですか?
- あなたの部署は年配の方が多いですが、コミュニケーションはうまく取れていますか?
- 部下とはどのようにコミュニケーションを取っていますか?
- 派遣社員の方とはどのように接していますか?
- もし昇格した場合、今後どのように変わっていきますか?
- 5年後は、どのような人材になりたいですか?
- 現在、スキルアップのために取り組んでいることはありますか?
- 資格の勉強はしていますか?
- 今現在不足していると感じることは何ですか?また今後それをどのように改善していきたいですか?
- 今まで行ってきた業務で会社にとって有益になるような業務はありましたか?
- 責任感が強くなったとありましたが、具体的にどんなことをしてそう感じるようになりましたか?
面接官によって聞き方は様々です。
聞き方が下手な面接官やニュアンスを変えてくる面接官もいます。
質問を丸暗記するのではなく、質問をしっかり聞いてどんなエピソードを引き出すかが重要です。
それでは合格を祈っています。
昇格試験の面接にオススメの本を紹介します
最後に昇格試験の面接にオススメの本を紹介します。
私も昇格試験の案内がある度に繰り返し読んでいる本です。
- 面接の心得
- よく聞かれる質問
- 良い回答例と解説
- ダメな回答例と解説
- ‥など
オススメなので是非読んでみてください!
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