「仕事がつまらない…さっさと帰りたい…」そんな気持ちになる日ってありますよね。
何をしても仕事のやる気が湧かず、時計の針が進むのが異常に遅く感じることも。
社会人になれば、忙しい日も暇な日も、どうしても「定時まであと何時間？」と時計を見てしまう瞬間があります。
そして、時計を見るたびに「まだこんな時間か…」とため息が漏れることも。
私は高専を卒業して大企業に10年以上勤めています。
忙しくて夜中まで残業する日もあれば、暇すぎて定時帰りの日も経験しています。
仕事のやる気が出ない、早く帰りたいと感じることもありました。
この記事では、そんな仕事のやる気が出ない日々を送るあなたに向けて、やる気が出ない原因と、その対処法についてお話しします。
仕事のやる気が出なくて悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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仕事のやる気が出ない5つの原因
仕事のやる気が出ないと感じる原因には理由があります。
- 仕事にやりがいを感じない
- 働かない人たちが多すぎる
- 年功序列で頑張っても給料は一緒
- 仕事が多くて定時で終わらない
- 職場に苦手な人がいる
それぞれ具体的に解説します。
仕事にやりがいを感じない
今の仕事にやりがいを持てなかったり、向いていないように感じるという人はやる気が出ないということは少なくありません。
全ての人がやりたい仕事に就けるわけではないということ、また希望する業種や会社に入れたとしても望んでいたような仕事内容ではないということも多いのではないでしょうか。
ほかにも、入社してから社風や雰囲気に馴染めないというケースも、興味ややる気を失ってしまう原因になります。
働かない人たちが多すぎる
仕事に対して真剣ではない人が多い職場も、やる気を失う原因の1つです。
自分だけが一生懸命仕事をしていても、周りが仕事をしていなければ空しい気持ちになるのも当然です。
このパターンでは、あなた自身も働かない状態に近づくため、成長も期待できない悪循環に陥りやすいです。
年功序列で頑張っても給料は一緒
会社が年功序列で昇進する場合、一定の年齢まではいくら努力しても給料は変わらないというのもやる気を失う原因になります。
給料は頑張った分の見返りが分かりやすい指標の1つで、努力しただけ給料が増えるのが理想的です。
しかし、年功序列の場合、いくら努力しても同じ世代の努力していない人と給料は変わりません。
そのため、努力しても無駄だと感じやすいという特徴があります。
仕事が多くて定時で終わらない
仕事がキャパを超え、労働時間内に仕事が終わらないというのもやる気を失いやすいです。
このパターンでは、どれだけ効率よく仕事をしても次々と仕事を頼まれてしまう、もしくは元々の仕事量が多すぎるため、努力ではカバーできないという特徴があります。
定時で終わらないということは、しっかり休めないので疲れも溜まりやすく心身共に限界だと感じることも多いでしょう。
職場に苦手な人がいる
職場の人間関係がうまくいっていない人も、仕事そのもののモチベーションに大きく影響します。
上司が苦手、同僚と打ち解けられないなど、職場の人間関係は入社してみないとわからない部分が多いです。
人間関係に問題があると、「嫌われているのではないか」と疑心暗鬼になり、気づかない間にストレスが溜まっていることも。
「 仕事のやる気がでない」3つの対処法
仕事のやる気がでないときの3つの対処法を解説します。
- 目標を設定して優先順位を決める
- プライベートでは積極的に外出する
- 睡眠時間を確保する
自分に合う方法を見つけ、仕事のモチベーションを上げていきましょう。
目標を設定して優先順位を決める
効果的な方法の1つ目は、仕事への目標を設定し優先順位を決めて仕事をする方法です。
ちょっとした仕事でも、毎日が同じことの繰り返しではマンネリ化してやる気を失いがち。
仕事1つ1つに目標やテーマを決めて取り組むことで、タスク完了ごとに達成感を得られ、やる気も起きやすくなります。
また、仕事を楽しいと思うようになるには、「自分ごと」に感じられるかどうかが大きなポイントです。
他人から頼まれた仕事をただこなすだけではなく、仕事1つ1つに主体的に取り組むことでモチベーションをアップすることができるでしょう。
プライベートでは積極的に外出する
オンオフのメリハリをつけ、プライベートでは積極的に外出してストレス発散することがおすすめです。
仕事や人生は長く続くものなので、仕事から完全に離れてリフレッシュし、プライベートでは自分の好きなことに熱中することも重要です。
真面目な人ほど休むことに罪悪感を抱きがちですが、「仕事のために休む」と考え積極的に休むようにするのがおすすめ。
睡眠時間を確保する
疲れを残さないためには、毎日の睡眠の時間や質が大切です。
適した睡眠時間は個人差がありますが、一般的に6時間以上の睡眠を取ることが推奨されています。（※厚生労働省 「健康づくりのための睡眠ガイド2023」）
時間だけではなく睡眠の質も重要なポイントで、照明や室温、湿度を調整して環境を整えるようにしましょう。
また、湯舟に浸かって身体をリラックスすることで、副交感神経が優位になって寝付きやすくなります。
一方で、コーヒーや緑茶などのカフェインが入った飲み物は、できれば夕方以降は飲まないようにすると質の高い睡眠が取りやすくなります。
早く帰りたいあなたへ｜ずる賢いテクニック3選
仕事を少しでも早く終わらせて定時退社したい人にむけて、今まで私が行ったテクニックを3つ紹介します。
PCスキルを身に着けて仕事を効率化する
今では、仕事のほとんどがPCで行うため、パソコンスキルを身につけるだけで仕事の効率が何倍にも向上します。
たとえば、コピー＆ペーストといったショートカットキーや、WordやExcel、タイピングを早くするなどといった基本的なスキルを上げることから始めてみましょう。
パソコンスキルは一生ものなので、一度覚えればずっと使えるというのも大きなポイントです。
7割の資料でも提出する
資料作成は、7割の完成度でも提出してしまうというのも方法の1つです。
最後までは完了する必要はありますが、大まかに作成し、自分の満足度が7割程度の状態で提出することを目指しましょう。
資料作成は、何かしら修正を出されることが多いので、細かい部分に時間を割いても、結局修正が入るなら同じこと。
しかも、提出期限ギリギリで8割程度の完成度より、期限より早く7割の完成度で提出するほうが評価も良くなる一石二鳥の方法です。
仮病を使って早く帰る
毎日残業続きで辛い、仕事が進まないなら、思い切って仮病を使って早く帰るのも究極の方法です。
真面目に仕事をして、身体が限界を迎えて仕事を何日も休むより、思い切って仮病を使って1日休むほうが良いと考えましょう。
どうあがいてもやる気が出なかったら
いろいろな方法を試しても仕事に対してやる気が出ないなら、異動や転職を検討しましょう。
社内公募制度で部署の異動願いを出す
まずは、部署異動願いを出して今の環境を変えてみるのもおすすめの方法です。
この方法は、人間関係に悩んでいたり、仕事内容に対してやる気が出ない場合に効果的と言えます。
異動願いを出しても必ず成功するわけではありませんが、他の部署に配属されれば、意欲的に働けるケースもあります。
転職は良くも悪くも大きく環境を変えてしまうため、会社の社風が気に入っている場合は部署異動がおすすめです。
転職サイトで自己分析してやる気スイッチを探してみる
具体的に行動はしないまでも、転職するか迷うという人は転職サイトで自己分析してみるのもおすすめです。
転職サイトの中には、自分がどのような職業が合っているのか、分析してくれるツールがあり本当に自分に合う仕事探しのきっかけになることも。
自分に合いそうな会社へ転職する
自分に合いそうな会社や業務が見つかれば、思い切って転職をして環境をガラッと変えてみるという方法も考えてみましょう。
転職をすることで、あなたのやる気を最大限に引き出すような仕事に出会えるかもしれません。
転職を後悔しないためには、「職場を変えれば良い環境になる」と漠然とした考えだけではなく、「自分のやる気が上がりやすい職場を選ぶ」ことに注力することが重要です。
自分に合った仕事や職場を見つけるには、転職エージェントを利用するのもおすすめです。
プロの目から、あなたの考えや職歴からぴったりの仕事を探す手伝いをしてくれます。
まとめ｜やる気が出ない時は環境を変えよう！
今回は、仕事のやる気がでない原因や対処法について解説しました。
仕事のやる気が出ない原因は、主に仕事の内容が合っていない、環境に不満があることが多いです。
今の環境に満足できていないなら、部署異動や転職を検討してみましょう。
環境を変えることで、仕事へのモチベーションを上げることが期待できるでしょう。
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